破たんが認定される別居の期間は

法律上、別居期間が婚姻破綻を認定するために極めて重要な要素になります。
どの程度の別居期間があれば婚姻破綻が認定されるかに関しては一概に言えませんが、以前に夫婦が5年以上継続して別居している場合に、新たな離婚原因としたことがきっかけとなり、その後別居5年が婚姻破綻を認める目安になってきています。
近年では第一審ではおおむね4年以上の別居があれば、その間に婚姻継続を希望する当事者からの働きかけがなかったことを、破たんに積極的な事情として併せて評価して、実質的に婚姻破綻があったとしている例が多いです。
その一方で、1、2年の別居では、実質的な婚姻破綻の観点からは不十分な長さとしてとらえられており、そのほかに積極的な事情がない限りは、婚姻破綻が認められないケースがほとんどです。
どちらかといえば、一審よりも控訴審のほうが短い別居期間で婚姻の破たんを認める傾向にあり、また、地域による差として大都市では比較的短期間の別居でも認められることがあります。